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子供の可能性を最大限に引き出そう


個別記事の管理2010-05-29 (Sat)
 バイリンガル教育をやっていると気になるのは、世間でよく言わ
 れるどっちも中途半端なセミリンガル(ダブルリミテッド)の
 存在だが、同じ境遇で兄弟姉妹間でもダブルリミテッドになった
 子供と両方が伸びた子供がいるのを見て、何が違うのかとずっと
 思っていた。個人の資質と言ってしまってはおしまいなので、
 兄弟姉妹ならそれほど資質に差はないだろうし、環境もほとんど
 同じで両親も同じなのだから、そこで差が出る理由がわかれば
 ダブルリミテッドのことも必要以上に恐れることはないんじゃ
 ないかと思った。

 今朝の新聞でその理由が少しだけわかったような気がした。
 日本に不法滞在して強制送還された一家の子供が3人いるのだが、
 一番上は15歳になっていて、一番下は12歳だった。
 現地に帰って一番言葉を早く習得したのは年下の子で、15歳の
 お兄ちゃんは大変苦労して最初は学校へ行くのもつらかったようだ。
 友達に言いたいことが伝えられないもどかしさで1年ぐらいは苦労
 したようだが、その後の伸びはこのお兄ちゃんが一番優秀で
 日本語がしっかりできて更に現地でも成績が上がって両言語が
 見事にバランス良く伸びた。

 真中の女の子も使う機会のない日本語を忘れておらず、音読して
 日本語に触れる機会を自分で努力して維持していたので、年齢が
 少し高いだけで、考え方がしっかりし、日本語の土台がよりあった
 子供の方が結果的に両言語伸ばすことに成功したと言える。

 残念なことにすぐに言葉を覚えた一番下の子が学校ではもう一年
 やり直しになり、しかも読み書き能力は小学校1、2年レベルでし
 かないとのこと。話せるゆえに生活ができてしまい、学問として
 の言語がついてこなかったようだ。

 この子だけがダブルリミテッドになってしまったのは、悲劇と
 しか言いようがないが、そういえば私が知っている子供達も
 お姉ちゃんの方は日本語も英語もできるようになったが、弟は
 日本語を強化すると一方が下がり、英語に専念すると日本語は
 読み書きが全然進まず、上がったり下がったりを繰り返していた。
 これは危険な兆候で、親の片方が外国人であるにもかかわらず
 両言語が同時に伸びるのはいかに難しいのかがよくわかる。

 力をばらばらに一時期だけどちらかにかけても、完全に固まって
 いないので、今度別の言語にシフトすると、前の言語は忘れ去り、
 押しやられるようで、完全に定着した言語がある上に載せないと、
 本当にダブルリミテッドになる可能性が十分にあるということだ。

 だから英語を離れてあまり使わなくなっても、それを無理に
 毎日親が英語モードにしてみても、一時的に回復するかもしれ
 ないが、基礎の部分を弱くするだけでそれなら完全にもっと
 日本語か英語どちらかを母語と呼べるレベルにしておいて
 後から思い出せるように入力だけは続けて行く方が得策なのでは
 ないか・・・何度考えてもやはり結論はそこに行き着く。

 もちろん個々の事情も資質もあるので、すべてそうなるわけでは
 ないが、少なくともどっちも伸びきっていない時期にあっちを
 やったりこっちをやったりした子供は必ずと言っていいほど、そう
 いう傾向になっている。

 何でも例外はあるので、うちは違うと言う方もいるとは思うが、
 そういう傾向が多いということで、当てはまらない方はスルー
 してください。

 我が家に関して言うなら、完全に日本語が母語になり、英語は
 使う環境がほとんどないけれど、ちょうどこの兄弟の真ん中の
 お姉ちゃんのような感じだと思う。

 受験勉強は正直させたかったわけではないが、これのおかげで
 日本語が高度になり、国語の成績が一番安定してきた。
 学校では作文が上手いと褒められ、理系だと思っていたのに
 絵を描いたり文章を作ってレイアウトして新聞を作ったりする
 ことがとても得意になっている。

 漢字力があと一歩だけれど、それももう2年ぐらいすれば、大人
 が使う一般的な漢字ぐらいは大丈夫になるだろう。
 あと2年の辛抱。そこまでいけば日本語が完全に固まるだろう。

 それまでは気を抜かず、日本語重視で行こう。
 このダブルリミテッドの子も12歳だったのだから。うちの娘も
 ちょうど12歳。もう少しだけ英語はガンガンせずにサブ的に
 ゆっくりゆっくり進もう。

 晴れて中学生になり、花開く時がくるまで親は焦らず地道に
 行くしかないのだから。


 


 毎日私が自転車で全力疾走し、娘が横を走る
 ことで駅まで競争していたら、娘の50メートル
 のタイムが伸びた!
 (何をやってるんだこの親子は?ときっと思われている)
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* Category : コラム
* Comment : (4) * Trackback : (0) |

* by リンゴ好き
私も言語のダブルリミテッドの問題にはとても関心があります。特に、発音や文法が全く異なる「日本語と英語」については、その問題はより深刻だと思うし、その反面、そうならなかった場合のメリットがとても大きいと思います。

特に、インターネットが情報流通やメディアの中心となる以上、英語が世界の共通語である状態は、少なくとも21世紀中に覆る可能性が低いと思いますし、そうした世界で、きらっと光る発想を示すために、例えば「日本語ベースの考え方」を身につけていることが、英語モノリンガルの人に対して、アドバンテージの一つになると思います。
(あ、もちろん「きちんとした英語」が使えることが前提ですけど)。

適切な例えかどうか分かりませんが、コンピュータの処理能力や描画能力を高めて、すごい3Dグラフィックスを実現すれば、ゲームはより楽しいものが作れる(それこそが技術力!!)、みたいな、ある意味「世界的な」発想に対して、ユーザインタフェース(コントローラ)さえ代えれば、楽しいものが作れると考えた「wii」が、勝っちゃうみたいな感じでしょうか...
(「世界のSONYと日本の任天堂」というか...、あ、でも、どっちも日本の企業なんで、良い例えではないかも!!)

というわけで、話の落としどころとしては、しっかりした日本語の力を身につけることで、「英語を効率よく身につけること」にも役立つでしょうが、さらには、どんな分野であれ「英語で」世界中の人とやり合う際に、日本語の視点や発想を持っていることが生かされる、重要な武器になる、といったことが言えるんじゃないかと思います。

リンゴ好き様へ * by まめっちママ
英語は話せて当たり前で、その上に他と違う何を
持っているのかということを考えた時に、英米人の
真似でそれらしい英語を格好つけてしゃべることでは
なく、日本人としての考え方がどれぐらい伝えられるか
ということなのかもしれませんね。
とかく英語は話せることがいいかのように思ってし
まいがちですが、もちろん最低限の意思疎通はできて
当然という前提ですが、それよりは自分にしかない
ようなアイディアとか、発想とかそういうものが
斬新で世界に受け入れられるんでしょうね。
日本のアニメが世界で受け入れられたことなども
今までマンガはディズニーのようなものかギャグ
もしくは劇画チックなものしかなかったのが、日本
特有とでもいうのか今までみたことなかった絵柄や
ストーリーなどに衝撃を受けて急速に世界中で人気
が出てきたことなどもそうかもしれませんね。
英語は手段であって目的ではないということで、
娘には日本人らしさを出しつつ、英語を使える国際人に
なってほしいなとは思います。

No title * by パルピ
はじめまして。
時々読み逃げさせていただいてるのですが、ダブルリミテッドで検索しててこの記事に辿り着き、とても興味深く読ませていただきました。
子供さんの年齢が我が子たちより大きいので、
これからも参考にさせてください。
もし宜しければ、ブログのリンクをさせてもらってもいいでしょうか?
サイドバーの電子辞書が凄く気になっています^^;

パルピ様へ * by まめっちママ
コメントありがとうございます。
読み逃げでも全然大丈夫です。最近は私も親子英語に
とんとご無沙汰しておりまして、読み逃げどころか見てない
状態が続いていたので、皆さんのお役にたてるような記事を
中学になってからは書いてないので、気になってはいたのですが
また少しずつこれは伝えておきたいと思うことがあった時は
以前のように演説しちゃうかもしれませんが、書こうと思います。
懲りずに読んでやってください。
電子辞書は次々といいものがでてきますね。
買いたい気持ちわかります。(笑)
リンクの件はもちろんOKです。
私の方もリンクしておきますね。今後ともよろしくお願いします。

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