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個別記事の管理2015-11-27 (Fri)
 先日紹介した帰国子女の男の子の二回目の授業をやった。
 一応、片方が日本人の親なんだから、何だかんだ言っても
 日本語はある程度できるでしょ?私がここに書いている事も
 多少大袈裟にバイリンガルについて否定的なんじゃないのか
 と思われている方もいらっしゃるかと思う。

 具体的にどんな状態なのかを書けば、たぶんとても大変な
 状況であることがわかるぐらいのレベルで、あまりも気の毒
 で、何とかしてやりたいけれど、厳しい状態が続いている。

 彼は春には中学生になる。

 なのに今やっているのは、小学一年生のドリル。
 しかもできは半分ぐらいなのだ。

 例えばどんな言葉がわからないかというと、ずるいという
 ごく普通に使う日常レベルの単語ですら、意味がわからない
 そういうレベルだ。

 むしろ狡猾と漢字で書いてやる方が理解できる。
 これは漢字圏だったからこその恩恵で、まだ救われるのだが、
 小学一年生だと、逆に日本人の子供にはそんな漢字で教える
 ことはまずないし、平仮名で書かれているテキストは彼にと
 って、かえってわかりにくく、かといって、それより難しい
 レベルは到底無理という・・・・非常に困難な年齢と内容の
 アンバランスに苦しんでいる。

 そしてもう一つ悩ませているのは、日本独特の読み方のバリ
 エーションがあまりにも多彩だというところ。

 これも私達は一月はいちがつと読めるし、一つはひとつと読み
 一個はいっこと普通に読める。でも彼には一がひとと読んだり
 いちと読んだり、いっと読んだりするのが、あまりにもわから
 なさすぎて、覚えるだけでもう大変な状態なのだ。

 三日月と書いても、さんではなく、この場合はみだし、日も
 にちやら、ひやら、かやら・・・・・・そりゃ混乱して一年生
 レベルでも苦労するのは当たり前だ。

 そしてもう一つ大変なのは、辞書。
 日本語の国語辞典は使い物にならない。
 日本語を日本語にしてあるわけだから、日本語から中国語で
 ないと、彼には使えない。

 これは親が購入して使えるようにしてやらないといけない事
 だと思うが、どうも母親が日本人じゃないので、そのあたり
 のフォローができていない。

 更に学校が気になるので、そっと聞いてみたところ、まだ
 友達はいないらしい。
 みんなと遊べない。孤立してわからない授業を6年生の教室
 で聞いている彼を思うと、胸が痛い。

 せめて学年をさげて勉強できればいいのだが、そういうシス
 テムにはなっていないようで、日本は本当にそういった点で
 遅れていると感じる。

 今日の授業テキストには、七夕とかひな祭りとかが出てきて
 玉入れという言葉も出てきたが、彼にはどれも理解できない。
 七夕はこちらで織姫、彦星と書いてやったら、わかると喜ん
 でくれた。玉入れは運動会でやるものだと、これも絵を描い
 て教えた。もう日本語教師と同じだ。

 私は国語教師ではあるけれど、日本語教師ではない。
 だから専門的にもっと上手に教えてやれたらいいのだが、
 塾内で唯一中国語が理解できる人間として、彼に少しの中国
 語でフォローできるのは他にいないし、何かわからない時は
 中国の漢字を書いてやると、辞書に頼らずに、時間短縮で
 意味を理解してもらえるので、私の出勤する曜日に合わせて
 来てもらっている。

 これでもバイリンガルと親は思っている。
 日本語はわかると言っていたから、もう少しちゃんと話せる
 と思っていたが、前担当した子は日本人学校に放課後通って
 いたので、これよりは遙かにましで、2学年ぐらいの差しか
 なかったし、やりやすかった。でもこの子は違う。

 根本的な読み書きができないし、簡単なレベルの単語も怪しい。
 一年ぐらいたてば、かなりましになるとは思うが、その間の
 苦労は計り知れないなと感じた。
 家では今も中国語で会話しているのだろうか・・・・
 だとしたら一年では足りない。
 
 家庭内のことは、こちらには計り知れないけれど、子供の言語
 は、帰国した年齢、現地にいた時の状況などで、上手くバイリ
 ンガルに育つ場合と、どっちもダメなセミリンガルとに分かれ
 る。それがとても怖い。

 この子がそうならないように、祈るのみだ。



 母語の確立ということがとても
 重要で、これなくしてバイリンガルは
 あり得ないと確信しているまめっちママに
 応援よろしくお願いします
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