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子供の可能性を最大限に引き出そう


個別記事の管理2014-04-01 (Tue)
 この春から個別指導で小学5年生と高校一年生に英語を教えるこ
 とになった。
 
 私は今、かけもちで複数の塾で講師をしているので、国語を専門
 におもに高校3年生や浪人生を受け持っている一方で、地元公立
 高校受験をする中学3年生の英語も担当していて、いわゆる何で
 も屋さんみたいな感じになっている。

 それが今度は小学生の英語ということで、少々戸惑っている。

 自分の娘も小学生の時に英語をずっとやってきているし、伸ばし 
 方は理解しているつもりなのだが、条件が違うので、そう簡単で
 はない。

 娘は1才半から英語でテレビを見てきて、英語で3年ほど幼稚園
 で過ごしているので、そういう下地があっての小学英語と、読み
 書きができない小学英語とでは、全くアプローチが違ってくる。

 その子は英会話はすでに3年習っているので、耳はできあがって
 いるし、発音してやると、意味もわかるし、英検5級レベルは
 理解できる。

 だからテキストも英検5級に対応する物を使うのだが、ここが
 小学校英語の困った点で、ローマ字読みとその書き方が定着し
 てしまっているので、スペルが全然駄目で、すべてローマ字書き
 になってしまう。

 だから英語本を読むことができなくて、新しい単語を習得する
 速度も英会話スクールで何度も聞いたことしかできなくて、自分
 でどんどん覚えていくのは、読めない書けないために今まででき
 なかったのだ。

 フォニックスをもう少し小さい頃からやっていればよかったのだ
 けれど、完全に英語とローマ字は別物という認識がない状態で
 当分は苦労しそうな感じだ。

 とにかく読めて簡単な単語を綴れるぐらいにはなってほしいの
 で、今からフォニックスというわけにもいかず、とりあえずは
 単語テストをしてスペルを覚えてもらうしかない。

 私が個人的に家で子供に教えるのなら、今からでもフォニックス
 をやるのだけれど、週一回の個別指導で、親御さんの希望で英検
 合格を目指しているのなら、悠長にゆっくりフォニックスの本を
 何冊も時間をかけてやっていくのは、結果がすぐに出ないという
 意味で難しい。

 塾で教える限界がここにある。

 毎日親がフォニックスの練習本で少しずつやっていくことができ 
 たら、英語絵本を小学校高学年の子ならすぐにマスターできると
 思うので、本当はそうした方がいいのはわかっているのだが、で
 きないもどかしさのようなものがある。

 中学に入って困らない程度に読み書きがある程度できる状態に
 もっていくことぐらいしかできないわけで、英語を自由にあやつ 
 れる子を作ることは、実はかなり困難で親が相当な時間と労力を
 かけてはじめて形になるものなのだということを、今更ながら
 強く感じた。

 インターナショナルに通ってみても、子供がわけわからないと
 続かず、親も長い目で一年か2年辛抱する気持ちがない場合は、
 やはり結果はでないし、あきらめてしまうパターンが圧倒的に
 多いのだ。

 世間では英語熱が高くなってはきているが、現実には3年やっ
 ていても、幼児が読む絵本一つ自力で読める日本人の小学生は
 少ないということのようだ。

 もちろんこの頃はネットの情報もたくさんあるし、親の意識も
 高くなってきて、小学生のうちに英検の上級に合格する子も
 たくさんいるが、それも全体から見るとごく一部でしかなく、
 みんながそうかというと、決してそんなことはなく、むしろ
 まだまだ少数派ということに気付かされる。

 私の生徒のほぼ全員が、英語を自力で小学校時代に読めた子は
 いない。中学で習って教科書から覚えていき、年齢が高くなって
 知能がそれについていけるようになったから、暗記して覚えてい
 った子がほとんどだ。

 だから今でも片仮名のフリガナを見てしか読めない子もいる。
 そこは能力の差と、家での勉強量の差で、英語を初めてやるから
 楽しいと感じる子は、どんどん勉強して伸びていくが、ローマ字
 と英単語の綴りの違いに戸惑って、上手く読めない子でしかも
 勉強をあまりしない子にとっては、本当に英単語のスペルは苦痛
 以外の何物でもないようだ。

 親子で英語を楽しんでおられる方の中には、ご自分の教室を
 持って、英語を子供達に教えていらっしゃる方もたくさんいる。

 わずかな時間で工夫して、英検に合格できるぐらいに伸ばしてい
 る教室を見ると、あらためてすごいことなんだと敬服する。

 今まで自分は国語担当で、子供の英語は自分の子供がたまたま
 幼児期に上手くのってくれて、わけも分からないなりに英語の
 アニメなどを何度も何度も見てくれて、耳のよさもあって、
 一番娘にあったものに巡りあったからできたことで、相当これ
 はラッキーなことだったのだと思う。

 やはり本来は小学校できちんと6年間かけて、読みの基礎から
 勉強し、会話だけにとどまらず、現地の小学生が学校で学ぶよ
 うなやり方でカリキュラムにのっとって進めて行くことが一番
 で、個人の努力だけでは、子供のうちから英語を始めるメリット
 をあまり感じられることなく、終わってしまうのではないかと
 思う。

 中学からで十分読み書きはマスターできるし、小学生のうちは
 理屈でローマ字と英語の違いを説明しても、なんで?なんで?
 となることも多く、それならもういっそのこと中学からでいいの
 だという乱暴な意見になるのも仕方無いわけだ。

 だから中途半端なことはせず、どうせやるなら低学年からフォニ
 ックス読みと絵本読みを徹底し、耳からの英語と両立させていく
 ことで、中学に入る頃には、英検3級ぐらいはみんな取れるレベ
 ルになっているのが望ましい。

 それこそ家庭環境も経済力も関係なく、誰もが学校に通っていれ
 ば英語が普通に身に付く・・・そんな理想を求めてしまう。
 
 小学生の中途半端にできる子に英語を教えるのは、一番やっかい
 で、むしろ白紙で一から本気で洋書が読めるぐらいになりたいと
 言ってくれる方が、こちらの好きにできるから有り難いのだ。

 塾という枠組みの中で、しかもフランチャイズというシステム上
 勝手に教科書を変えたり、別のことをするわけにはいかず、そこ
 の塾のシステムの中で、できる最大限のことをやるしかないわけ
 だ。個人の教室とはそういう意味で大きく違う。

 私が自分で国語教室をやるとしたら、きっとこれをこう使って
 こうしてと、色々思うことがあるが、それと同じで、英語も私の
 好きにやらせてくれるのなら、全く別のテキストを使って、フォ
 ニックスをやりながら、簡単な英語本を読めるぐらいにはもって
 いきたいと思う。

 でも、それはできない相談なので、現状で短期間にできるように
 なるためには、試行錯誤が必要だ。

 内容は簡単だけれど、教える技術は高度で難しい・・・・・

 
 
 

 

 次回は英語と日本語に翻弄される
 子供の話を少ししてみようと思う。
 色々と仕事で悩めるまめっちママに
 愛の応援よろしくお願いします
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 ブログ村 子供の教育


関連記事
* Category : 小学校英語
* Comment : (4) * Trackback : (0) |

* by くまこあら
はじめまして
おっしゃっていることがすごくよくわかります。
私の娘も英語を始めて4年になりますが、会話はほとんど出来ませんでしたのであきらめ、せめて読み書きはなんとかならないかという思いでした。その後プリスクールのサタデーに2年半、週末のオンライン指導もうけ、最近、ようやく自力読みができてきたと思えるようになってきました。教室の英語の先生から、フォニックスがはいらないとORTにはすすめませんといわれ、その言葉が衝撃的でどうやったらフォニックスができるようになるだろうと家でも試行錯誤してしまいました。
私は習う立場のですが、先生も色々大変なんだなあ(笑)とおもって読ませていただきました。
学校の英語教育、なんとかならないかなあーとおもっているのですが、学校に訴えようにも私の言葉では論破ができず、いつも残念だーとおもうばかりです。

* by マリー
うんうんと頷きながら拝読しました。

娘が中学校に入って感じた事がたくさんありました。

日本での英語教育は変わってきている、
熱心な先生方も多数存在するのは解っているのですが、

まめっちママさんが仰れているように大多数は、

「中学で習って教科書から覚えていき、年齢が高くなって
 知能がそれについていけるようになったから、
 暗記して覚えていった子がほとんどだ。」

に同意です。

失読症を持つ息子は聞く話すなどは出来ますが、
上記のように英語を学んでいくのは難しいと感じ、
音素と文字から自分単語が読み取れるように、
時間をかけて自宅で取り組むしかないと痛感します。

息子のような特性を持つ場合では、
中学校に入ってからでは遅いと不安が多いです。

「やはり本来は小学校できちんと6年間かけて、
 読みの基礎から 勉強し、会話だけにとどまらず、
 現地の小学生が学校で学ぶようなやり方で
 カリキュラムにのっとって進めて行くことが一番」

時間がかかる事ではありますが、
英語を学ぶすべての世代に言える事だと私も思います。

環境や求める側の価値観などで意見が割れてしまう、
英語を教えるむずかしさがよく伝わります(^_^;)

本当にお疲れ様です。
まめっちママさんを応援しております!

くまこあら様へ * by まめっちママ
コメントありがとうございます。
学校の英語教育は根本が間違ってますよね。
親が家でフォローして読み書きを自主勉しないと
子供は英語の絵本一つ読むことはできません。
経済的にゆとりがあれば、サタデーやら、英会話スクール
マンツーマン、オンラインなど様々な方法がありますが
そういう差が出ないように本来は学校教育でどの子も
一定レベルに到達できるようになれば一番いいのです。
そのために幼児や小学生に英語を教えて成功している
世の中のたくさんの事例なども参考に、もっと大胆な
改革をしてほしいなと思いますよね。ただ、英語が
すべてじゃないので、他にもやらなければいけないこと
は山ほどあり、優先順位を考え、予算も配分されている
のでしょうから、英語をやってほしい家庭の言うことばか
り聞いてくれるはずもなく、何が子供の教育に一番かを
考えると、難しい問題なのですよね。
それも理解しているので、やはり親の意識も変えないと
いけないなと思います。

マリー様へ * by まめっちママ
いつも応援していただいてありがとうございます。
私も縁あって英語などを教える立場になり、受験英語
ですが、それでも工夫して何とかわかるようにしてやりたい
と日々試行錯誤です。小学生の子に英語を教えるのははじめ
てなので、色々試してみたいとは思います。塾の枠内ですが
プラスアルファで英語を読めるようにしてやれたらなと思い
ます。様々な環境で育ってきた子供達に一律に何かをやる
のは、どうしても温度差が出てしまいす。英語だけという
わけにはいかないし、他の科目も大切ですから、バランス
をどうとっていくか、その中で少しでも日本人の子供
でも小学校で普通に勉強すれば、英語本を自力読みできて
楽しむぐらいになれるようなカリキュラムを導入できれば
本当にいいですよね。

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