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子供の可能性を最大限に引き出そう


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個別記事の管理2012-03-24 (Sat)
 縁あって講師業に復職し、たまたま中国からの帰国子女の国語を
 担当することになった。
 会話はできるし、日本人学校に通っていると聞いていたので、
 日本語は大丈夫だろうと思っていたが、実際はかなり難しいケー
 スだった。父親が日本人で母親が中国人という環境で、両言語を
 操るバイリンガル風ではあるが、完璧なバイリンガルとはほど遠
 い母語が二個とは言えない状態を目の当たりにして、バイリンガ
 ルとは、本当に難しいものだと思った。

 その子は3才ぐらいからずっと中国にいるので、母語は中国語に
 なっている。現地校に5年生前まで通っており、毎日授業で英語
 があったそうで、英語も話せるらしい。
 つまりトリリンガルという事になるのだが、彼の英語のレベルは
 わからないが、今度英検3級を受験すると聞いている。
 難しいと言っていたので、英語のレベルはそれほど高度ではなさ
 そうだ。

 中国語はさすがによくできるので、今度中国語検定2級を受験す
 る予定だそうだ。つまりこの子の場合、母語は中国語、第二言語
 が日本語、そしてちょっと落ちるレベルで第三言語が英語という
 感じだろうか・・・・

 それでも会話は成立するので、本人も日本の祖父母も彼を3カ国
 語できるトリリンガルと思っている。

 でも、残念だけれど、日本語のレベルはとても同年代の子には及
 ばず、日常生活こそできるけれど、一番大事な小学校の低学年の
 時に日本の学校教育を受けていないので、そこで勉強する日本語
 の基礎である仮名遣い(小学校1年生ぐらいで習うはずのもの)
 があやふやで全く習得されていなかった。

 例えば「おおきな」「とおる」「こおり」「こおろぎ」などのよ
 うな、いわゆる「お」になる仮名遣いがほぼ全くだめだった。

 まあこれは日本人の大人でもたまに間違えていることもあるので、
 これだけでだめと言うわけではないけれど、細かいことが積み重
 ねられていないため、何とか会話は成立するものの、片言の日本
 語に聞こえ、語彙もまだまだという感じで、長文問題などを解く
 レベルにはほど遠く、設問の意味を理解するのもこちらのフォロ
 ーがないと難しい状態だった。

 日本語ネイティブが聞くと、日本語は母語とは言えない状態であ
 ることがすぐわかる。
 もっとも彼の場合、来年は帰国する予定なので、そうなると日本
 語ももう少し上達するだろうし、読み書きレベルもあがれば今後
 それほど困ることはなくなるかもしれない。

 もしあのまま中国にいるとすれば、日本語はセミリンガル状態で
 中国語は完全に母語になるだろう。
 一つでも母語と呼べるレベルがあるのはまだ救いだが、もしも
 どちらもセミリンガルであったら・・・・これが一番苦しい。

 恐らく日本に帰国して永住するなら、母語は逆転し、日本語にな
 るだろうし、そうなると中国語をキープする努力がかなり必要で
 どちらにしても完全な母語二つというわけにはいかないだろう。

 後は本人がどれだけ努力してレベルを上げられるか・・・・
 そこに尽きるのではないか・・・

 様々な事例があるので、こうすればよかったというのは結果論に
 過ぎず、たまたま上手く行った事例は見本にはならない。
 
 日本に居ながらにしてバイリンガルになったことを強調する人も
 いるが、逆に日本にいて日本の学校に行ったからこそ、できたの
 だということが最近よくわかってきた。
 1カ所に根を下ろし、母語を確立した子供なら、そこに第二言語を
 のせることはそう難しくはない。

 それが一番楽に習得できる子供のバイリンガルに近い状態だとい
 うことが、ようやく確信を持って言えるようになった。
 母語をもたないバイリンガルは存在しない。これだけは確かだ。
 
 もっとわかりやすくいうなら、二言語でどちらかが下がったり上
 がったりする間はバイリンガルではないということ。
 母語が確立されていない証拠なので、ある程度まではどちらかに
 軸を確実におくことが、多言語獲得の早道だと思う。

 そう考えると小さい頃に母語が確立できないほど色々やったり
 するのは間違いということになるかもしれない・・・・
 メインの言語はキープしつつ、そこに他の言語をのせていくこと
 しか、やはりこの日本という国では難しいのではないか・・・
 
 

 
 新学年に上がる前にロッカーの荷物を
 持って帰らないといけないのだけれど、
 どこにそんなに入っていたのかと思うほど
 次から次へと教科書やノートが出現する娘の
 四次元ロッカー・・・・?
 本当にどうやって入れていたんだろう・・?
 開けると雪崩になるという理由が分かった気がする
 まめっちママに応援よろしくお願いします。
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* Category : バイリンガルへの道とその後
* Comment : (4) * Trackback : (0) |

* by ごま
こんにちは。
へぇ~まめっちママさんはそういう状況のお子さんを見ることもあるんですね。
おもしろい~。
まめっちママさんと一緒で私もセミリンガル状態が一番怖いと思っています。
それは子供が不幸ですよね。
揺るぐことない母国語の大切さ私も実感しています。
こんな私でも中には「バイリンガル」と呼んでくださる方がいるんですが、私は英語がちょっとできる日本人のおばちゃんであって、バイリンガルとは程遠い。
英語が変でも「けっ、何さ日本語だったらできるわい!」と落ち込んでるときには言い訳もできるわけで。。。そういう自信がもてない(逃げ場を自分に作って上げられない)、あるいは本当はできないけれど、できると思っているって怖いです。

今回里帰り中に母が家族みんなで英語を習いに行こうかと思っていると話してくれたんです。
本来ならうちの子達が頑張るべきですよね。
重い腰を上げて日本語学習再開使用かと思います。
高望みはしてなくて、私の英語程度、日本語を話してくれるようになるといいなぁ。

ごま様へ * by まめっちママ
母語が確実に一つあることって大事ですよね。これが
どっちも母語と呼べないレベルになることが一番怖いん
ですよ。大人になってから留学とかしてバイリンガルになる
人は本当にいいです。母語が確実に一つはあるわけだから。
でも、子供って環境によって母語をもてないままになる
可能性がありますよね。それが一番悲劇だと思います。
こごま君の場合完全に英語が母語ですよね。日本語はその
上にこれからごまさんが頑張って載せてあげればいいん
ですよ。きっとできると思います。頑張ってね。

* by マリー
母語の確立に多言語の習得・・・難しいテーマですね。

上司が5言語(広東語・北京語・英語・日本語・カンボジア語)操ります。
10歳で日本語を17歳で日本に居住。
それから30年以上日本で生活。
日本のニュース・経済新聞・経済誌も読みこなし
ディスカッションもばっちりですが、
日本語の微妙なニュアンスがやはり違うと感じます。

例えばデカイとデッカイの違い。
英語で表現するとbigとgiant。
日本人からするとデカイは大きい。
デッカイはとても大きい(巨大な)イメージ。

文章の添削でも言いたい事は伝わるけど、
「はがのをに」の使い方がやはり微妙で
私が英作文を書いた感じと一緒です。

どの国で育っても、
母語で教育を受ける事によって、
微妙なニュアンスが身に付ついてゆくのかもしれません。
息子を見ても小1~2年生で学ぶ国語は
その後に繋がるとても重要な基礎だと感じます。

こんな状況が身近であるので、
バイリンガルになって欲しいな、何て軽々しく言えません(^_^;)
せめて我が家の子供たちには、
グロービッシュ程度にはなって欲しいなとは思いますが・・・

大変興味深いお話でした。

マリー様へ * by まめっちママ
バイリンガルは確かに軽々しくは言えないですよね。
近い状態にはできるかもしれないですが、微妙なところで
違うなと感じてしまいます。
小学校の低学年の基礎はそういう意味ではとても大切です
よね。ここでしっかり母語になる言語をやっておかないと
後々ちょっとどの言語も変?という状態になる可能性が
高いです。
もっとも通じる生活できるレベルをバイリンガルと呼ぶ
のなら、なれるかもしれないですが・・・
グロービッシュ程度には確かになってほしいです。

コメント







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